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保護者のかかわり方

1.はじめに

保育者と保護者、子どもたちでつくる

あたたかな場所

にこにこ会は、保育者と保護者、そして子どもたちがいっしょにつくる、あたたかな保育の場です。

親と離れて過ごす子どもたちの時間も、親子でいっしょに過ごす時間も、どちらも大切にしています。

我が子と歩くからこそ見えるものがあり、共に歩かない日があるからこそ見えてくるものもあります。

そんな日々のなかで、子どもたちの育ちを、みんなで見守っていきます。
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2.保育中の関わり方
「先生」としてではなく、
いっしょに育ちを見守る
“大人のひとり”として
にこにこ会では、保護者も見守りの「当番」として、子どもたちといっしょにお山を歩く日があります。

いわゆる“預ける保育”とはちょっとちがって、保護者もときどき活動の現場に関わる仕組みになっています。

先生としてではなく、“大人のひとり”として、その場にいることを大切にしています。


子どもたちが自分で考えたり、仲間とやりとりしたりする姿を、そっと見守る。
必要なときにだけ、手を差しのべる。
その「ちょうどいい距離感」に、最初は戸惑うかもしれません。
けれど、何度か関わるうちに、自分の子だけでなく、みんなの育ちをともに喜び合えるようになっていきます。

 
保育者のまなざしから学び、子どもたちの姿に心を動かされる。
そんな豊かな時間が、にこにこ会にはあります。
3.保護者同士のつながり
みんなで子育てを支え合う。
いっしょに、よりよい場所に。

ミーティング

月に一度のミーティングでは、子どもたちの様子を振り返ったり、日々のちょっとした気づきを共有したり。
保育者の視点にふれながら、みんなで保育のことを考える時間です。
この場には「どんな意見も尊重される」「気持ちを素直に話していい」という、あたたかいお約束があります。
誰かの代わりではなく、自分の言葉で話すこと。困ったときには「わからない」と言えること。
そんなふうにして、みんなが同じ方向を向いて歩いていけるように、話し合いを重ねています。

日常のやりとり

普段のやりとりでも、お弁当の工夫を教えあったり、有志でハイキングに出かけたり、季節の遊びを楽しんだり。
ママだけ、パパだけで集まる機会が生まれることもあります。
また、送り迎えを協力し合うことも日常的にあり、ちょっとしたお願いやおしゃべりを通じて自然に助け合いが生まれています。
そんな日々のやりとりの中から、あたたかなつながりが育まれていきます。

自分らしく、無理のない関わり

関わり方は人それぞれ。
毎回すべてに参加しなくても、自分のペースでできることから関わっていくことができます。
「できるときに、できるかたちで」が、にこにこ会の基本スタイルです。
無理のない関わりの中で、気づいたら誰かに支えられ、誰かを支えていた。
そんなやさしい関係が、ここにはあります。

4.保護者の関わりのかたち
助け合い、
分かち合いながら歩んでいく。

子どもたちに同行する見守り当番は、月に1〜2回ほどです。その他の係の仕事も、月1〜2回が目安。(季節やクラスの状況により、多少前後します。)
毎月下旬にみなさんの希望日程を聞き、月末に翌月の当番表を作成しています。

小さなきょうだいを連れて参加される方もいるため、見守り当番に入る際に下の子を別の保護者が見守る「ベビー当番」の仕組みもあります。
お互いに助け合いながら、みんなが無理なく関われる体制を大切にしています。

それぞれの得意を活かして、
無理なく分担

保護者は、さまざまな係を分担しながら、活動を支え合っています。
どの係も複数人で協力し合い、できる範囲で無理なく関わっています。

👛 会計・保険係

月謝、経費、保険の管理を担当し、活動の土台をつくります。

💬 SNS・HP係

活動の様子やお知らせをSNSやホームページで発信しています。

🌱 畑係

畑のスケジュール管理など、畑での活動をみんなで楽しめるように支えます。

📣 広報係

体験会やイベントの企画・運営などを担当します。

🍂 谷戸係

NPO法人 山崎・谷戸の会との連携を担当し、地域とのつながりを大切にしています。

🚨 防災係

避難経路や防災対策について話し合い、必要な準備を整えています。

そのほかにも、行事等の活動も、無理のない範囲で自然に分担しています。
「できるときに・できる人が・できることを」そんなやさしいつながりが、にこにこ会の支えになっています。

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5.入会をご検討の方へ
一歩ずつ、自分らしいペースで。
まずは輪の中へ。

にこにこ会では、入会前に見学や体験を通して、実際の雰囲気を感じてもらう機会を大切にしています。

「どんなことをやってるの?」「私にもできるかな?」
──そんな不安も、少しずつ解消していけるように。

関わり方は人それぞれ。最初から全部こなす必要はありません。
できることから、自分のペースで関わっていける場所です。

保護者・保育者・子どもたちがいっしょに作るこの場所に、少しずつ輪に入っていくような感覚で。

分からないことや不安なことは、いつでも周りに聞いてくださいね。

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