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​にこにこ会の畑しごと

種をまいて、育てて、収穫して、味わって。
にこにこ会の畑しごとは、季節の恵みを全身で感じる時間です。

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01

植える

にこにこ会では、畑の季節がはじまると
子どもたちが一緒に「植える」ところから関わっていきます。

さといも、きゅうり、トマト、大豆、サツマイモ、大根、にんじん、ブロッコリー、きぬさや、えんどう、そら豆、じゃがいも——
いろんな野菜の種や苗を、みんなで手に取ります。

保育者が土に穴をあけてくれると、
「わたしがやる!」「ぼくも!」と手が伸びて、植える場所は大人気。
どの野菜も、ひとつひとつ丁寧に土に入れて、
やさしくトントン、お水もたっぷりかけてあげます。

「これ、大きくなるかな〜」「おいしくな〜れ!」

そんな声が飛び交う、にこにこ畑のスタートの時間です。
自分たちの手で土にふれると、
その後の「育つ」過程が、ぐんと身近になるのです。

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02

育てる

芽が出た!
土の中に植えた種芋や種から、小さな芽が出てくると、子どもたちは大喜び。
水をあげたり、草を抜いたり、虫を見つけたり──少しずつ変わっていく畑のようすを見に、また訪れます。

野菜はすぐには育たない。
でも、土のにおいや風の変化に気づいたり、葉っぱの色の変化を見つけたりしながら、
子どもたちはゆっくりと「育つこと」を体感していきます。

畑のそばで過ごす時間は、にこにこ会ならではの大切なひとときです。

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03

収穫する

「うんとこしょ!」「ぬけたー!」
自分の手で収穫できたときの笑顔。
大きなさつまいもや、ごろごろのじゃがいも、鮮やかなにんじん。
ひとつひとつの野菜が宝ものみたい。

とれたての野菜はその場で味見したり、お弁当のおかずになったり。
自分で収穫した野菜を口にすることで、「野菜っておいしいんだ」って自然と感じていきます。

畑で育った命をまるごといただく。
そんな体験が、子どもたちの心にも身体にも残っていきます

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04

味わう

収穫したばかりの野菜を、その場でポリッ。
「あまい!」「もうひとつたべたい!」
ふだんは野菜を食べない子も、不思議と手がのびる──
それが、にこにこ畑の魔法。

おうちの人が調理してくれたおかずとして、
お弁当に入ってくることも。
「これ、ぼくがとったにんじんだよ!」
そんな声が、なんだか誇らしげ。

育てて、収穫して、味わって。
そのぜんぶが、子どもたちの「たべる」を豊かにしてくれます

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05

また次へ

食べ終えたあとも、畑の時間はつづいていきます。
また次のタネをまき、苗を植え、水をやる。
今日の体験が、明日へとつながっていく。

「つぎは何が育つのかな?」
「大きくなってる!」
子どもたちの中に育つ、小さな“わくわく”。

にこにこ畑は、四季とともにうつろいながら、次に訪れるとき、また新しい発見が待っています。
畑は、いつでもみんなを待っている場所です

にこにこ畑では、季節とともに、

子どもたちが自然に触れながら学んでいます。
小さな手で種をまき、土にふれ、

命の育ちを見守る日々。
これからも、畑とともに、

たくさんの実りを味わう

日々が続きますように。

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