青空自主保育にこにこ会鎌倉
どんぐり くわの実 水たまり
山道 坂道 どろだらけ
あそびも けんかも 思いきり
にこにこ会は子どもを自然の中でのびのびと育てたい母と、それを見守る保育者さんとの集まりです。
保育者さんもまた、自主保育で子どもを育てた、そして今も子育て中の母でもあります。
そんな保育者さんの声、にこにこ会を卒業した母の声、現在在籍中の母の声、聞いてみませんか?
Mika.Kurokawa
にこにこ会の現在の大きい組の保育者。
長男、長女、次女、皆自主保育出身。
子育ては私たち女性には特に大きな節目です。
仕事、家庭、体調・・・自分のライフスタイルから価値観まで大きく変化します。その時期に青空自主保育と出会えた私はとても幸運だったと思います。
私の3人の子どもも青空自主保育を経て育ち、親子共に友達に助けられ、育てられました。この輪を広げたいとにこにこ会の保育者として携わることになりました。自身の子どもは自主保育を経てどうなったかって?元気な現代っ子です!
にこにこ会は母たちで作り上げる身近な、素朴な雰囲気のある自主保育です。それはにこにこ会の最初の保育者、中村さんが吹き込んだ種が育ったもので、大切にしていきたいと思っています。
毎年いろんなドラマが生まれます。
そして、母たちは誰もが涙して卒会します。女子学生のように。一緒に自主保育を堪能しましょう!
卒会母より ①
関西から転勤で鎌倉へやってきた30代母。
長男〜どんぐり組より途中入会、卒業してやんちゃおへ
長女〜2歳年下で当時ベビー当番で預ける
* * *
手に土がつくと嫌がり泣いていた息子を見て「もっと自然の中で過ごさせたい」そう思って飛び込んだにこにこ会。
土に触り、木に登り、雨の日も山を歩き厳しい自然と向き合った。そんな遊びや経験からたくさんの自信と生きる術を身につけました。リュックを背負う小さな身体は強くたくましくなり、棒を片手に山を駆け回る姿がカッコよく見えるようになったどろんこ組の卒会前
そんな風に成長できたのは子どもの力を信じ待っていてくれる保育者さんの姿や導き、天真爛漫な息子を受け入れてくれる仲間がいてくれたおかげでした。こんな恵まれたところに居場所を作れて良かった。
子どもたちの輝く笑顔に癒されながら私もエネルギッシュな母たちの行動やその優しさに助けられ刺激を受け自分の内に変化を感じているところです。
親子共々(いや、むしろ私が)自主保育の魅力にどっぷりはまりました!!!楽しかった、、、
春からはやんちゃおへ新たな一歩を踏み出します。二年後パワーアップするであろう息子と共に黒川さんとまたお山を歩きたいです。
※後日談〜実際に二年後、小学校入学前の春休みにこの代の全員で集まり、当時の続きのようにワイワイとお山を歩きました。
Keiko.Kurihara
にこにこ会の現在の小さい組の保育者。
長男、次男、長女、皆にこにこ会卒。
お日さま 風 木 土 雨に囲まれながら
あそぶ わらう けんかする
時にやさしく、時にきびしい自然の中で
全てを身体にしみこませて おおきくなる子どもたち
大好きな仲間とともに
できた!と言って笑うえがおに
たくさんの目と心が 温かくそそがれる
いつのまにか 母の手をはなれ
頼もしくなってゆく 子どもたち
どの瞬間も いとおしい
こんなステキな環境で 子育てできる私たちって
本当にラッキー
卒会母より ②
鎌倉在住2年目の30代母。
どんぐり組から入会直後に次男を妊娠。なかなか引率には入れないもどかしさを感じたこともあったが、その分産後の子ども達の成長に驚かされたとか。
* * *
移りゆく季節とともにお山の空気をすって、のんびりと歩いた時間は親子ともに宝物です。
崖の上で待つ仲間の姿、レインコートでのどろんこ遊び、やぶこぎの先の開放感、ほっぺに涙の跡を残したままの笑顔・・・
どれも一人では体験させられないものでした。
噂に聞いていた「どろんこ組で花開く」は本当でした。
息子は草花や木ノ実集めが専門でお山のことは多くは語りませんがポッケの膨らみの分だけ楽しんでいるのだと思っていました。我が子だけでなく仲間の成長も、そしてベビー達も愛おしく思えるにこにこ会に出会えて良かったです。